ユーロが1.21ドル半ば、債務危機や景気の先行き警戒で上昇に一服感

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ユーロ・ドル相場が1ユーロ=1.21ドル半ば付近で推移した。欧州救済基金の能力増強への期待を手掛かりとしたユーロの上昇が一服。債務危機や域内景気の先行きへの警戒がくすぶる中、ユーロは弱含む場面も見られた。 午後4時10分現在のユーロ・ドル相場は1.2148ドル前後。前日には欧州中央銀行(ECB)政策員会メンバー、オーストリア中央銀行のノボトニー総裁が欧州安定化メカニズム(ESM)の能力増強をめぐる議論に言及したことをきっかけに、24日に付けた約2年ぶり安値(1.2043ドル)付近から一時1.2171ドルまで反発したが、その後はユーロが伸び悩み、この日の東京市場でも一時1.2127ドルまで値を切り下げる場面が見られた。 ユーロ・円も24日に約11年ぶりのユーロ安値1ユーロ=94円12銭を付けた後、25日には一時95円21銭まで反発。その後もみ合いとなり、この日の東京市場では94円71銭から95円10銭のレンジで推移した。 米商品先物取引委員会(CFTC)によると、シカゴマーカンタイル取引所(CME)国際通貨市場(IMM)で、7月17日時点のユーロ・ドル先物取引非商業部門のユーロポジションは16万7249枚の売り越しだった。前週10日時点の売り越し幅は16万5705枚だった。 一方、ギリシャのケディコグル政府報道官は、同国が欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)による救済の条件である財政再建計画の実行期限を延長すれば、債務再編とみなされるとの認識を示した。米シティグループによるとギリシャがユーロ圏を今後12-18カ月以内に離脱する確率を約90%。従来は50-75%を予想していた。 ドル・円相場は一時1ドル=78円05銭までドルが弱含んだが、週初に付けた6月1日以来のドル安値77円94銭を試すには至らず。午後にかけては78円24銭まで値を戻した。
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