円が上下に振れる、日銀追加緩和は予想通り-対ドルは84円前半

12/20
円が上下に振れる展開となっている。日本銀行はこの日の金融政策決定会合で資産買い入れの増額による追加緩和を決め、次回会合で中長期的な物価安定のめどについて検討すると発表した。 ドル・円相場は日銀会合結果の発表を受け、1ドル=84円22銭前後からいったん84円40銭付近まで円安に振れた後、84円ちょうど前後まで円高が進行。その後は発表前の水準付近でもみ合う展開となり、午後1時50分現在は84円16銭前後となっている。 ユーロ・円相場も日銀の結果発表後に1ユーロ=111円後半から111円前半で上下し、同時刻現在は111円29銭前後。ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.32ドル前半で小動きとなっている。 日銀は20日開いた金融政策決定会合で、長期・短期国債の購入額を5兆円ずつ増額し、資産買い入れ等基金における資産の購入を「66兆円」から「76兆円」に拡大することを全員一致で決定した。また、次回決定会合で中長期的な物価の安定について検討を行うことも決めた。 日銀の追加緩和はここ4カ月で3回目。石田浩二審議委員は実質的な下限金利である補完当座預金制度適用利率を「0.10%」から「0%」に引き下げることを提案したが、8対1の反対多数で否決された。ブルームバーグ・ニュースが日銀ウオッチャー12人を対象に行った事前調査では9人が追加緩和を予想していた。
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