FRB議長が景気に慎重姿勢示す

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円が対ドルでは午前の取引で一時1ドル=79円75銭と、5月5日以来の高値を更新した。米景気の先行き懸念を背景に、投資家がリスク資産向け投資を縮小するとの警戒感から円買いが進んだ。ただ、午後の取引にかけてはやや円買いの勢いが鈍り、80円台に押し戻される場面も見られた。午後3時29分現在は80円ちょうど付近で取引されている。ドル・円相場の相対力指数(RSI、14日間)は円の買われ過ぎを示す30に近づいている。 前日の海外市場で一時1ユーロ=117円90銭と、5月5日以来の水準までユーロ高・円安が進んでいたユーロ・円相場は東京市場で116円90銭まで円が反発。その後は117円台に押し戻され、同時刻現在は117円40銭付近で取引されている。 米連邦準備制度理事会のバーナンキ議長は7日、アトランタでの会合で講演し、「米経済の生産活動は依然として潜在力を大きく下回る水準だ。そのため、緩和的な金融政策がなお必要とされる」と指摘。「より力強い雇用創出が一定期間持続するまでは、景気回復が本当に定着したと見なすことはできない」との認識を示した。同発言内容を受けて、7日の米国債市場では、2年債の利回りが昨年11月以来の水準に低下。10年債利回りも3%前後と、昨年12月以来の低水準での推移が続いている。
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