円最高値更新、日本政府の円高対策疑問視され

10/24
日本政府がまとめた円高対策の効果が疑問視され、円はドルに対して過去最高値を更新した。日本政府はこの日の閣議で、「円高への総合的対応策」を決定した。この約2兆円規模の対策は、およそ12兆1,000億円の2011年度第3次補正予算案に盛り込まれた。産業の空洞化を防止するための補助金拡充や、外国為替資金特別会計を用いた国際協力銀行への融資枠増額などを含むこの対策は、理論的には一定の効果が期待される。しかし現実には、円高阻止への強力な意思を欠いており、日本政府が力ずくでの円高阻止をあきらめつつあることを暗黙に認めたものとして受け止められた。 日本経済は、リセッション(景気後退)と東日本大震災や台風被害などで痛手を受けているものの、巨額な貿易黒字があり、対外債務のない債権国なので、世界的に不透明な状況においては円が安全な通貨だとみなされている。欧州の債務危機が世界全体を混乱させるなか、日本は直接円売り介入により円高を食い止めたいだろうが、国際的な支持を得ることはできないだろうと市場関係者らはみている。 3月に主要7カ国(G7)が実施した協調介入はうまく円を弱めたが、可能性がまったくないとは言えないものの、いまG7がふたたび協調介入に踏み切る公算は小さい。あるいは、スイス国立銀行(中央銀行)が先ごろ、ユーロに対するスイスフランの上値を設定したように、明確に防戦するドル対円の水準を示すことも、効果は薄いとみられている。米国市場の朝方、損失確定の円買い・ドル売り注文が自動的に執行され、急激な取引のなかでドルは75円78銭の史上最高値をつけた。ユーロ圏の債務危機が、安全逃避行動としての円買いの背景にある。投資家らは、ユーロ圏の救済基金である欧州金融安定ファシリティーを4,400億ユーロから拡大できるか、そしてギリシャ国債の民間保有者が大幅な債務減免を余儀なくされるのかについて、週末の首脳会合の行方を見守った。
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