ユーロ急上昇、イタリア首相の辞任報道受け

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イタリアのベルルスコーニ首相の辞任報道がユーロ相場の動きに拍車をかけた。イタリアの国債利回りが不透明感を背景に急騰するなか、ユーロ圏でくすぶり続ける債務危機は域内第3位の経済国イタリアを次の犠牲にするとの懸念が高まってきたが、こうした不透明感の発生源が一時的に消え去る展開となった。イタリアのナポリターノ大統領との会談後、ベルルスコーニ首相は物議を醸す財政再建関連の法案が議会の支持を受けた後に辞任すると発表した。この法案には308票の賛成票が集まる一方、321名の国会議員が採決を棄権した。この投票結果は、投資家の信頼感がすでに危機的状況にある、ベルルスコーニ首相が連立与党の支持を失ったことを反映した。 しかし、経済成長の低迷と金利の急上昇は、イタリアとユーロ圏17カ国双方のリスクを高めている。8日には10年物のイタリア国債利回りが6.72%に急上昇し、イタリアが通貨をリラからユーロに切り替えて以来の最高水準に達した。エコノミストらによると、7%は心理的および資金面で危険水域であり、ここを超えると同国の借り入れコストは持続不可能な水準に達することになる。イタリアの資産が売られるなか、パパンドレウ首相が辞任したとしてもギリシャの問題が完全に無くなるわけではない。ギリシャ国債が債務再編の瀬戸際にあるなか、欧州で新たに創出された救済基金も、ぜい弱な他の国を保護し、2兆ドル超規模のイタリアの債券市場を守るには不十分だと、多くのアナリストらはみている。 急速な事態の変化や政治的な動きから、市場は不安定に推移し、ドルにはあまり安全逃避の買い需要が集まらなかった。米連邦準備制度理事会の超緩和的な金融政策が安全逃避先としてのドルの魅力を損ない続けている現状を反映し、ドルは伝統的な安全通貨である円およびスイスフランに対して急落した。
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