円全面安、対ドル3カ月半ぶり79円台-ギリシャ期待や米指標好調で

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円が全面安の展開が続いており、対ドルでは約3カ月半ぶりとなる1ドル=79円台で推移している。ギリシャの第2次支援獲得への期待感や米経済指標の好調を背景に内外の株価が堅調となっており、リスク選好に伴う円売りが意識されている。ドル・円相場は午前に一時79円18銭と、政府・日本銀行が円売り介入を実施した昨年10月31日以来の水準までドル高・円安が進行。午後1時20分現在は79円06銭付近で取引されている。 対ドルでの円売り主導で、円は主要16通貨に対して全面安の展開。ユーロ・円相場は午前に一時1ユーロ=104円03銭と、昨年12月9日以来の水準までユーロ高・円安が進み、同時刻現在は103円84銭前後で推移している。バークレイズ銀行チーフFXストラテジストの山本雅文氏は、米国では指標の好調を背景に「量的緩和第3弾(QE3)はやりそうにない」との見方が生じるなど、ドル・円相場は「ダウンサイドリスクが一つ一つ消されてきている」と指摘。一方で日本は中期的な経常収支の悪化見通しがくすぶり始めており、足元の円安局面は日本側の要因が効いている点が特徴だとし、「円ベア感」が強まる中で、来週にかけては介入でなかなか抜けられなかった80円を突破できるかが焦点になるとみている。 ユーロ圏の複数当局者によると、欧州中央銀行(ECB)は保有するギリシャ国債について、債務再編の過程でECBが損失負担を迫られることがないよう確実にする形で新発債と交換する見通し。ユーロ・ドル相場は前日の海外市場で1月25日以来の安値となる1ユーロ=1.2974ドルを付けたあと、1.3159ドルまで値を戻し、東京市場では1.31ドル台前半で取引されている。20日にユーロ圏財務相会合を控えて、ドイツ政府の当局者は連立与党の議員に、ギリシャの債務負担軽減に向けた債務交換とともに、同国への1300億ユーロの救済が承認されることを望んでいる旨を伝えたという。
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